サザエさん展 リベンジ

Share on Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - サザエさん展 リベンジ
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
Share on FriendFeed

さて、突然ではありますが、わたくし昔からの「サザエさん」ファンでございます。

磯野家の食卓
↑磯野・フグ田家の皆様の食卓にお邪魔するの図

ところで(一行で話題を変えようとしていますよ気をつけて!)、世田谷区に長谷川町子美術館というものがあるのをご存知でしょうか?
ここは、長谷川町子先生とお姉さんの鞠子さんが収集した美術品等を展示するために建てられたものですが、実は毎年夏休みのシーズンになると、「アニメサザエさん展」が開催されます。
私は過去に一度だけ行ったことがあるのですが、もうなんというか、サザエさんファンにはたまらない展示やイベントが盛り沢山!
この時期は、美術館がまさしくサザエさんファンの「聖地」と化すのです!
(サザエさん展やってない時も「聖地」には違いないのですが、どちらかというと長谷川町子先生ファンの聖地といったほうが正しいでしょう。「いじわるばあさん」とか「似たもの家族」とかも展示してますから)

で、何が行われるかといいますと、今年は
・過去の貴重なサザエさん映像放映(過去の長谷川町子先生作品は先生の遺志でDVD化とかされることはないので超貴重)
・アニメ制作会社エイケンのスタッフによる、アニメサザエさんが出来るまでのレクチャー(会期中二回しかやってないとはどういうことよ)
花沢不動産によるあさひが丘の土地分譲(最近は毎年)
・ジャンケン大会(これも毎年)
・ドラマサザエさんのセット公開
などです。・・・って、なんで全部説明しとんねん!ここ見てくれ!(突然自暴自棄)

で、私が行ったのは8月22日。公式サイトを見てもらえばわかるのですが、奇しくも会期中二回しかやらないレクチャー「アニメサザエさんのできるまで」開催日じゃないですか!!!
事前にほとんどな~んにも調べずに行ったもんで、いつどんなイベントをやるかとかも全然知らず、狙って行ったわけではありませんでした。いや、過去の経験から、とりあえず行けば全力で楽しめると思ってたので・・・。
しかも到着したのはちょうどレクチャー開始の14時直前!これは見るしかっっっ!

というわけで、エイケン制作部長の田中さんによるレクチャーの開始です。
サザエさんに出てくる登場人物って、主要キャラじゃない店員とか通りすがりの人とかでも、ほぼすべて原作に登場する人物から選択して使っているんだそうです。今回は、職業別登場人物集みたいな貴重な資料を見せてもらいました。肉屋とか八百屋とか以外にも、「泥棒」なんて分類もあって楽しかったです。(ドロボーの登場シーン多そうやからなあ・・・)
セル画作成についても、「国内でセル画を使っているアニメはサザエさんしか残っていない」という話は有名ですが(ほかは手書きした動画をスキャンして彩色をPCで実施している)、ハイビジョン(=HD(High Definition))化したことによりセル画を続けていく上で新たな課題が出てきたとのこと。彩色したセル画を1枚ずつ撮影してフイルムを作成するのですが、撮影の際には、静電気を帯びやすいセル画にどうしても塵や埃がついてしまうのです。アナログ放送(ていうか厳密にはSD(Standard Definition)。アナログかデジタルかは関係なくて精細度の問題。)時代はあまり目立たなかったのですが、ハイビジョン化されて画質が向上したため、ちょっとしたチリでも見えてしまうようになったとのこと。サザエさんの放送をよ~く見てみると、髪の毛の部分などにチラツキが見えるようになってしまったとのことで、これが指摘されるようになるとセル画もやめざるを得ないかもしれないとおっしゃっていました。

レクチャーも一通り終わると、あっという間に人が去って行きました。そこに残されていたのはドラマ「サザエさん」で使用された、磯野家の玄関先部分。建物の高さの都合上、一部縮小している人のことですが、せっかくドラマで使ったものなので、一応記念撮影してきました。

いや、ドラマのサザエさんってあんまり興味なかったんですよね・・・
玄関先にしても、素晴らしい再現性でアニメを立体にしてくれているのですが、いまいちサザエさんの世界観に入り込めないというか、テーマパークっぽく(新横浜ラーメン博物館のセットみたいな昭和感)なってしまうというか・・・。
今年はドラマのサザエさんを全面に押し出した展示だったので、5年前に行った時の「磯野家の食卓」とか「かもめ第三小学校」のような、アニメの世界に入り込めるような展示がなかったのが残念です・・・。
ほかにもドラマで使用した衣装とか置いてあったんですが、ふ~ん、って感じ。
唯一ドラマネタで面白かったのは、ドラマで使用された「波平の毛」。
波平の頭頂部の一本の髪の毛を、忠実に再現しているのですが、これがもう大変な仕事をされてます。
普通に考えて、一本だけの髪の毛があんな綺麗に立つ(しかも波打つ)わけないし、だいいち一本だけならテレビでは見えません。
かと言って太くしすぎると、そもそもそれは波平じゃないぞ、ってことで、一本に見えるギリギリの太さで、かつカメラに映り自立する太さの髪の毛を模索する。まさに職人の技ですな。

さて、一階の展示はこんなもんで(波平の毛は二階だけど)二階に上がると、なにやら見慣れた親子が。

そう、我らが花沢父子です。ここで、花沢不動産があさひが丘の土地を分譲しまくリング。磯野家とか中島ん家とか番組中出てくる土地以外は、すべて売っぱらっちゃってます。
じゃあおれ磯野家の隣買うYO!とか言いたいところですが、そうは問屋が卸さない。
この分譲、買える番地は抽選で決められるのです。美術館の入場券を渡すと、まず木でできた小さな家を渡されます。そこに、備え付けのマジックインキで自由に絵を描き、終わったらくじ引きをして当たった番地に家を貼り付ける、という仕組み。
みなさん家に思い思いの絵を描くわけですが、中には高レベルなタマなどハイクオリティな作品も混じっており見てるだけで楽しいもの。

ちなみに私が抽選した時点で、すでに「第四次分譲」。よよよ四次?!よく見れば周りに、家で埋め尽くされたあさひが丘が他にもう三つ。花沢さん、どんだけ儲かってまんねん!

「カツオくん、こりゃ、磯野家のことはどうでもいいから真剣に婿入りを考えたほうがいいよ!(by Mスオ)」

続いて見たのは、二階の壁一面に展示された、サザエさんというかあさひが丘のみなさまについての様々な設定集。伊佐坂先生や中島、リカちゃん家の間取り図などが公表されておりました。中島には両親もいるらしい(別に海外で暮らしてるとかでもない)が、見たこと無いぞ!?

そして、過去のアニメの放映回から何本かピックアップして見せてくれる映画館。

私が入ったときはさよなら特集とでもいいますか、懐かしい「浜さん」「三平さん」との別れの回!
ちなみに浜さんとの別れの回は前後編となっていて、後編ではさらにノリスケの転勤で波野家もお別れ・・・という話になっています。
磯野&フグ田家、波野家、浜家で伊豆に旅行するという話なのですが、最後の最後では、サザエが夜の海を見つめながら「さよなら、ミツコさん・・・。さよなら、イクラちゃん・・・。」と涙をこぼしながら、悲しむシーン。おい、あんた仲よかったタイコさんについても振り返ってやれよ!ていうか、二人ともお星様になって夜空に消えていっちゃったし!キラーン、って!しかも二人を夜空の塵と化したまま、なんのフォローもなくこの回が終わってしまいます。
その後、ノリスケ一家はすぐに戻ってくるのですが、浜さん一家は二度とお茶の間のブラウン管に姿を表すことはありませんでした。いや、最近の子供には浜さんもブラウン管も通じないんじゃないかとちょっと心配なんですけどね。
ちなみにこの日は浜さん初登場の回も流してましたが、浜さんのっけからダメ人間ですね。
ちなみに放映内容は期間によって違ったらしく、サザエさん展前半はこんなタイトルも上映していたようです。

・・・ていうかこれ何?!スゲー見たいんですけど!「カツオドバイへゆく」でも「波平ヤミ金のお世話に」でも何でもいいから続編作ってくれよ!

と一通り展示を堪能したところで、お時間が参りました。閉館のじゃありません。そう、毎年恒例(多分)の「ジャンケン大会」のお時間です!
なんか期間中の日曜しかやってないそうですが、自称「ジャンケンお兄さん」が、サザエさんエンディングのあのジャンケンを再現し、来場者と対決するという例の企画です。
私は五年前、一度挑戦し、華々しく散るも美術館の計らいで記念品をGETしちゃったという、思い出のイベントなのです。
今回も景品はアニメで実際に使用したセル画!最初は限定3枚!ジャンケンお兄さんはエイケンの田中部長!お兄さん曰く「私をノセてくれれば、もう少し出てくるかもしれませんよ~?」のコメント!何もかもあの5年前と変わっちゃいねぇ!

そしてこちらも5年前と同じあの掛け声!
「はい、セル画が、欲しい人~~~!」
「ハーイ・・・(会場の大人たち)」
「ん?声が小さいなあ、いらないのかな~?もう一度聞きます。欲しい人!」
「はーい(まだ恥ずかしそうな大人たち)」
「あれ?子供たちはいいけど、後ろの方からは聞こえないよ?やめちゃおっかな~。もう一度聞きます。欲しい人!」
「は~~~い!!!」
これだよ、これこれ。なんか今年の大人はエンジンのかかりが遅いが、こちらは最初からテンションMAXで攻めてるんだぜ!(目立って5年前の再現を狙っているのもあるけど)
というわけでようやくハイテンションになったジャンケン大会開始!
あれから5年経ってるんだ。5年の月日がこの俺を強くした・・・はず・・・あら?

なんかこう、リアルラックというか、持って生まれたジャンケン運というものはそう簡単に変えられるものではないらしいということに、今更気づいた。いやこれまでにも何回も気づいているけど。
というわけで、なんの見せ場も作れないままジャンケン大会終了。いや、作ったといえば、会場を煽って「もう一回(ジャンケンお兄さんのテンションを上げると景品が増えるシステム)」コールを巻き起こしたりはしましたけど。
でも今回は、参加者全員に、参加賞として実際にアニメで使用したフイルムを18コマ分だけ切って作ったしおり(これも5年前にもらったのと同スペック)を配ってくれました。
ハイビジョンになったため現在のフイルムは35mmを使っているのですが、このしおりは旧来の16mmフイルム。つまり、このしおりも在庫限りでなくなってしまうので、今や貴重品なのです。
ちなみにサザエさんは一秒あたり24コマという無駄にハイスペックなアニメなので、18コマといっても1秒にすら満たないんですけど、ちゃんとサウンドトラックも入っているので映写機にかければ音も鳴ります。

まあそうこうして今回も堪能したアニメサザエさん展。今年はドラマのせいで、あさひが丘の街にスポットを当てたかったのが中途半端、な気もしないではないですが、東京へ(二度目の)転勤になって一年目から来れたので大満足。もう5年も待てない。東京にいる間は毎年来るぞ。

最後に、おうちの中に吸い込まれて失礼します。

 
2010年8月23日 | Posted in: 日記 | コメント非対応

コメントは受け付けていません

Get Adobe Flash player